エムレス|Emotional Resolution®
引きずっている感情を終わらせましょう
エムレスはEmotional Resolution®の略で、ネガティブな感情を身体の感覚に任せて解決させる脳科学に基づいた論理的なメソッドです。
感情を解決するというのは、気分転換したり紛らわせるのではなく、次に同じ状況になった時に反応できなくなることを意味しています。
特定の状況で同じ感情に悩まされていませんか?
例えばこんなことです。
- パニック障害で電車に乗ることになると不安になる
- 子どもの態度にイライラする
- 部屋が散らかっているのをみるとイライラしてしまう
- 会社のある人の態度にいつも委縮してしまう
- ある会に参加するといつも劣等感を感じてしまう
本当はそんな感情になりたくないはずで、そんな自分も嫌になってしまったり…。
このような特定の状況に対して同じ感情を繰り返してしまうのは脳が反応してしまうからです。
脳が反応すると身体も同じように反応し、それが身体の感覚として現れます。
エムレスではこの身体の感覚にワークをします。
実際にあった過去の出来事と感情を安全な場所で再体験し、当時生じた身体の反応とつながり静かになるのを何もせずに待ちます。
するとワークをしたのと同じ状況が次に起きても脳が反応しなくなるので、感情が起こらなくなります。
同じような状況で繰り返し感情が起きてしまう神経的なパターンを壊しフラットな自分を取り戻すことができます。
エムレスでできること
今までいろいろ取り組んで悩んできたのに、本当にエムレスで感情が起こらなくなるの?と思うかもしれません。
それは今までの方法、例えば深呼吸をしたり気を紛らわせたり、おいしいものをたくさん食べて「対処」してきたから解決できなかったのです。
一瞬そのことを忘れられるかもしれませんが、「対処」をすると脳は状況をストレスだったと認識してしまいます。
エムレスでは「対処」を推奨しません。
ですが、感情が起きている時の感覚にアプローチすることで感情を終わらせることができ、甘いものを食べてストレス発散をしなくてもよくなれば健康にもメリットがあります。
1度ですべて解決できないものもありますが、多くは1度で変わったという感想を聞きます。
いくつか受けた方の感想を掲載します。
セッションはえっ?ていうくらいあっという間に終わりました。
直後は何が変わったのかわからない感じでしたが、その後過ごしてみて変化を教えてくださいと言われました。
職場でサポートしてくれる人が現れたり、上司の態度が柔らかくなったように感じたり、上司への見方が自然と変わりました。
自分の心持ちだけでなく周囲が変わったように感じられるのは不思議です。
セッションを終えてから普段する会話のときにも気楽に話しかけやすくなった。
以前よりもネガティブなことがあってもその場で踏ん張りがきくようになった気がする。
家族に何か言われると責められたと感じてしまい、ついカッとなってしまう。
その後は空気も悪いし自己嫌悪にもなるのでそれに対してセッションを受けました。
セッション後は家族に対してカッとならずに過ごせていますし、カッとなる時は自分の体調がよくないという原因もあったのですが、心身共に体調が良い日が続いています。
体の感覚を感じるというのがはじめは難しい感じがしましたが、2回目のあとにモヤモヤしたくてもできませんでした。
それから仕事の人間関係が不思議と変わり、以前よりも建設的に考えられるようになって肩の力が抜けました。
また解決したいことができたらお願いしようと思います。
トラウマは解決できるの?
トラウマには直接ワークをしません。
トラウマはたいてい相当過去の出来事になりますが、エムレスではその経験で「今」何に困っているのか?に焦点を置きます。
今困っていることから解放されると過去のトラウマにも囚われることが減り、今を生きやすくなります。
感情は身体の反応によって起きる
よくある感情に対するワークと違い、エムレスでは感情が起きたときに生じている身体の感覚にアプローチします。
身体に感覚が起こらなければ感情にならないからです。
緊張しているから胸がドキドキするのではなく、胸のドキドキに気が付いて緊張しているとわかる。つまりドキドキしなくなれば緊張しません。
これは脳科学的に欧州やアメリカの研究者や医師、生物学者によって体系立てられた仕組みで、ネガティブな感情をどうにかしようとしてもうまくいかないのは感情に何かしようとしているからだと考えています。
セッションの流れ
エムレスはzoomでも対面でも同じ流れでセッションしますが、安全を感じられる場所で行うという環境も重要です。
感覚を感じやすくするために、椅子に座り、リラックスできる静かな場所で行います。
自宅では他人やペットや通信環境等がセッションの妨げにならないようご準備ください。
- 解決したい感情や問題について話し、セッションの目的を明らかにする
- そのことについて実際起きた状況を話してもらい感情をその場で再体験する
- 施術士のガイドに従って身体の反応が落ち着くのを委ねる
- ②をもう一度話してもらい、同じ感情が湧かないかどうか確認する
セッション中には事細かに出来事を話す必要はなく感情が起きた特定の状況について少しだけ話して当時と同じ感情を起こすことができれば大丈夫です。
セッションの時間は30分~60分前後ですが、早ければ数分で一つの感情が解決されます。
エムレスは自分でもできる!
自分で自分の感情を解決できるようになりたい方は「エムレス・セルフセミナー」を受講してください。
施術士によるセッションとの違いは、自分ですぐにサッとできること(それが最強です)
セミナーは約90分。習得後は一生使えるので日々のストレスを自分で即座にケアできるようになります。早ければ数秒、だいたい1~2分で感情を速やかに解決することができるようになります。
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私のエムレス体験
人混みに入ると気が遠くなってしまい、同じような症状が出てすぐにその場から逃げたくなる。頭の中は自分の体調の不安にいつも支配されている。
2014年頃、よくあるパニック障害の症状に。まさか自分がこんなことになるなんて…と思っていました。
出かけたり美容院に行くという日常生活に支障がでて、遊びの誘いが来ると気分が重くなり、どうやって断ろうかと頭を抱える日々。本当はふたつ返事でに遊びに行きたいのに症状の恐怖でできない…当然そんな自分を好きになれませんでした。
2016年にボディートークでだいぶ軽減されたのですが、美容院の予約を入れて当日出かける前や、電車に乗って混雑してきたときの不安の感情にエムレスセッションしてもらい、電車のドアが閉まった直後に起きていた不安感はなくなりました。
セルフエムレスも受講して自分でできるようになり、その後は何も気にしないで日常生活を送っています。
今は新幹線や飛行機に乗って遠くに行けるようにもなりました。もともと外に出るのが好きだったので悩みが少なくなって本当に軽くなりました。みんなが知っていたらもっと楽になれる人が増える!そう感じて施術士になりました。
小さな感情が身体を疲労させる!?
慢性疲労は小さなストレス(感情)が蓄積して起きている場合、それらが解消されると改善されます。
私のように大したことなさそうな不安や恐れをそのままにしていると、その感情があるために思考したりするのでエネルギーを思っている以上に消費します。
小さなストレスを放っておかないことが慢性疲労にも非常に重要なことが解明されつつあります。
エムレスは2000年初頭にフランスを中心にヨーロッパでスタート。エモーショナル・ヘルス・インスティテュート(E.H.I)がアメリカで2019年に設立されサンフランシスコを拠点に活動を行っています。日本では現在約40名の施術士がいます。