千葉県流山市でボディートーク・整体・メンタルビジョントレーニングなどを使って Body & Mental コンディショニングをしています。

怒りに怒る人

  • 2020年10月26日
  • 2020年10月31日
  • 雑記

以前、私がカウンセリングしたときにすごく怒った人がいる。

いわゆる“感情に触れた”からなんだけど、その人は怒りに関してとても我慢や抑圧があったんだと思う。
別に私は怒りが悪いとは言っていなくて伝え方やタイミングが悪かったのかもしれない。

感情は人間にとって必要なもので、大きく分けると喜び・悲しみ・心配・怒り・恐れの5つ。
これが東洋医学の五行とも関連し、ある内臓が特定の感情に対応するという理論もあるから、感情はもともと身体に備わった機能だともいえる。

この5つの感情に偏りがあったりして健康的に活用できていないのが問題なのだ。

恐れがなかったら危険なことをして命を落とすリスクが高くなるが、恐れすぎると何もできなくなる。
心配するからリスクを減らせるけど、心配し過ぎると未来に楽しみを見いだせなくなる。
喜びと悲しみは天秤にかけたようなもので、鬱や躁は常に揺れ動いている天秤が大きく傾いて戻れなくなったとき。
怒りはやる気や前進力を生み出し達成をもたらしてくれるけど、怒りすぎるとモノや人間関係に破壊をもたらす。

私はそんな風に考えている。
問題は感情の使われ方と、ある感情に対して本人がどう思っているのか。

で、冒頭で話した「怒った人」というのは、怒りという感情に対してすごく固定された考えがあった。

「ある症状に対して、怒りという感情やストレスが蓄積していることが関係することもあるようですよ。全てじゃないけど。」
そんな風に言った。

その人は、幼少期からの家庭環境や母親に対してすごく怒りを覚えて生きてきたらしく、それを発散もできず、認めるきっかけもなく、ただずっと持ち続け、できるだけなかったことにしておこうとしていたのかもしれない。

その蓋が今回ちょろっと緩んだんだね。

大人になって自分がおなじ母親になったからこそ、抱えている怒りを子供には体験させたくないだろう。
怒りによって誰かを傷つけたくないし、自分も傷つきたくないだろう。
抑えられず怒りをぶつけた後でそのことに罪悪感を感じたり後悔するのも知っているんだと思う。

仕事もそれに近いことをしていて、仕事で相手にする人たちに自分の過去を投影させているのかもしれない。
この解釈も私のフィルターがかかった勝手な憶測だけど。

「この怒りはどうにもできない…うんたらかんたら」と繰り返す。
怒りを表現するどころか感じてもいけないなんて教わってきたのかなぁ。

怒りが湧いてきたらどうしたらいい?と相談されるけど、怒りに対して否定的な偏見がなければどうしようとも思わないはず。

その人は自分の怒りについて同じことを繰り返し話し続け、散々怒った後で痛みは楽になったと言って帰っていった。
からだの中の怒りは痛みとなって宿っていたのかもね。もちろんそれから来ていないからその後はわからない。

怒りはよくない的な考えや、怒りをコントロールするための方法が多いけど、そうではなくてどうして反応するのかっていう部分からカラダの仕組みの理解につながったらいいと思う。

ま、怒りの炎が燃え盛っている最中は何か投入しただけさらに燃え上がる一方だけどね…(笑)

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