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性同一性障害当事者のホルモン問題

  • 2019年9月25日
  • 2019年10月7日
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ホルモン補充療法について

更年期障害などでも性ホルモンを注射や服薬で補う方法があるが、性同一性障害の場合、肉体的な性を望みの性別の特徴に近づけるためや、手術で生殖機能を失った後で身体のバランスを保つためにホルモン補充療法が行われる。

性別適合手術を終えた人は性ホルモンが出ないので、放置すれば更年期症状をはじめ身体システムに様々な支障が生じる恐れがあるのでホルモン補充は必須。

体質によって2~4週間ごとに筋肉注射を受けることが多いが、塗り薬や飲み薬を使う事もできる。

場所と時間の問題

肩やお尻に打つのが定番

性同一性障害に対し、ホルモン療法に対応している医療機関が少なく、働いている人にとっては通院のスケジューリングは悩みの種の一つかもしれない。

職場に公表していない人であれば、定期的に医療機関にかかる理由を聞かれることもあるだろうし、土日休みの企業に勤めている場合は平日に時間がとりにくい。電車で数時間かけて通院している人もいる。

通院頻度が数カ月おきにできる薬剤(ネビド―)も普及してきたが、保険適用のエナルモン(1,000円前後)と比べると3万円前後と高額で経済的な負担が大きい。

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